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No.37 がん診断6万件少なく 20年、コロナで検診・受診減影響

No.37 がん診断6万件少なく 20年、コロナで検診・受診減影響 

2021年11月26日 日本経済新聞より転載

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA255XK0V21C21A1000000/

国立がん研究センターは26日、2020年にがんと診断された登録数が19年より約6万件減少したと発表した。集計を始めた07年以降、登録数が減少するのは初めて。自覚症状の少ない初期段階の患者が大幅に減った。新型コロナウイルスの流行で検診や受診が減った影響とみられる。同センターは「適切なタイミングで受診してほしい」と訴えている。

同センターは全国のがん診療連携拠点病院などで、がんと診断後に患者情報を登録する「院内がん登録」を集計した。ごく初期の上皮内がんを含め20年にがん登録されたのは863施設で計約104万件。全国の新規患者の7割以上をカバーしているという。

19年に比べると、減少率は施設平均で4.6%。594施設で計6万409件の登録数が減った。部位別でみると、男性では胃、大腸、女性では乳房、胃の登録が特に減少した。国内のがん患者は増え続けており、同センターは「診断されていない患者が増えたのではないか」とみている。

20年では胃がんで最も初期となる1期の登録数が前年より15.3%減った。その他の部位も早期の登録数が減る傾向があった。

早期がんは自覚症状が少ない。定期的な検診や病気で受診した際に見つかることが多い。月別にみると、新型コロナ対策で初めての緊急事態宣言が発令中だった20年5月に検診や受診をきっかけにがんが発見される患者が激減していた。

緊急事態宣言が出ていた都道府県は、宣言が出ていない県より登録数が減少していた。ただ宣言が出ていない地域でも登録数が減少していた。住民が検診や受診を控えただけでなく、厚生労働省が全国の自治体などに感染防止のため検診の先送りを通知した影響とみられる。

がんは進行した状態で発見されると治療成績が下がる。数年後に死亡数が増える恐れもある。同センターは「がん検診は不要不急ではない。検査機関や医療機関の感染対策も進んでいる。症状があった場合を含めて積極的に受診してほしい」と求めている。(以上)

当院の予防医学でも健康診断やがん検診が途絶えて、不安になって相談を頂く事がここ数ヶ月増えております。毎年うけて、何も問題なかった方でも、超音波検査は受けていなかったという方も少なくありません。

今年、国立がんセンターより「癌患者の10年生存率(2008-2018)」が公表されました。2008年に診断された患者さんの治療成績ですから、現在の治療成績をそのまま反映するものではないと思いますが、治療がむずかしい膵がん、胆肝がん、肝がんについては特に精度高い超音波検査が有用と考えています。*(参考)

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10012999831000.html

また、先制医療として、がん発症の早期把握を目的とした精密検査を行っております。気になる方はご相談ください。

2021年11月26日   福岡メディカルクリニック    内藤恵子

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