がんに対するリスク検査や、家族素因、生活要件など、がん罹患の確率が高いと考えられる場合、また、免疫機能検査で問題がある場合など、がん発症を予防する目的で、免疫細胞機能を正常範囲レベルに保つ調整などを検討いたします。下記の検査を行い、総合的に検討を行います。
- ①免疫機能検査(フローサイトメトリー Flowcytometry;FCM)
- 瀬田クリニックグループ(Seta Clinic Group)で論文発表されたデータを基にがんに対する免疫細胞の機能を評価する検査方法です。
がん治療に必要な免疫細胞数を測定し、治療方針の決定や治療効果判定を行います。
- ②自己免疫疾患素因検査
- 健康体で生活をしていても、自己免疫疾患素因が隠れていることがあります。家系(遺伝)が関連することも珍しくありません。
安全に先制医療を行うにあたり、隠れてる自己免疫疾患や免疫過剰状態がないか調べます。
(1)先制医療の一例
先制医療の一つとして活性化リンパ球療法(αβT細胞療法、NK細胞療法、NKT細胞療法※2023年追加)を提供しております。
(厚生労働省 再生医療/臨床研究 2023登録済)
例えば以下の方々が対象となります。
1番目は、現時点でがんの診断を受けていない方で、家族・家系的にがんの心配がある方、職業・生活習慣などからがんの
発症確率が高いと考えられる方、等。
2番目は、遺伝子ストレス検査で異常が強い方、マイクロRNAによるがん早期発見検査でリスクが高い方、その他アミノインデックス、サリバチェッカー等でがんリスクが高い方など、がんの発生の超早期と考え、今後注意深く観察していく事が必要となる方。
※その他のリスク検査についてはがんリスク・早期検査、がん関連遺伝子検査一覧をご参照ください。
我々の身体では、日々、6000個近くのがん細胞が発生していると言われています。しかし、微小レベルのがんは、多くは正常な免疫システムで、検知され排除されるとされています。加齢、ストレス、環境負荷などで、体の免疫機能は低下いたします。そこで、免疫機能バランスを整える先制医療を行う意義が出てくると考えます。実際には、免疫細胞機能を測定し、また、免疫異常(過剰)状態にないかを確認してからになります。
(2)がんリスク・早期検査、がん関連遺伝子検査 一覧
- ①ABC ;胃がん発症リスク(ピロリ菌抗体+胃萎縮度) ;血液検査
- ②マイシグナル miSignal(マイクロRNA検査) ;尿検査
- ③サリバチェッカー ;唾液検査
- ④マイクロアレイ(RNA) ;血液検査
- ⑤テロメアテスト(未病検査 全がん発症リスクチェック) ;血液検査
- ⑥アミノインデックス AICS(アミノ酸バランス) ;血液検査
- ⑦CanTect がんリスク評価(異常遺伝子、遺伝子修飾等) ;血液検査
- ⑧サインポスト がん遺伝子検査(素因検査) ;血液検査
- ⑨サインポスト 生活習慣病検査 ;生活習慣病予測 ;血液検査
- ⑩特定がん遺伝子検査(分子標的薬適応検査) ;血液検査
- ⑪循環がん細胞検査(CTC) ;血液検査
- ⑫血液循環がん遺伝子検査(R2リキッドバイオプシー)※パネル検査77種 ;血液検査
- ⑬遺伝子ストレステスト(テロメアGテール長) ;生活習慣病予測 ;血液検査
- ⑭ガーダントヘルス360(循環腫瘍遺伝子変異検査)83種 ;血液検査
- ⑮マイクロCTC(循環がん細胞検査) ;血液検査
詳細については以下のページをご確認いただき、資料などお問い合わせ下さい。